ピルの副作用と子宮内膜症のその後

子宮内膜症について
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momo
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これまでの経緯は下記のブログをご覧ください。

月経随伴性気胸(胸郭子宮内膜症)〜右胸の痛み〜

今回はピルとその副作用、そして、私の子宮内膜症のその後についてお伝えします。

ピル

お医者さんからピルを勧められ、飲むことになりました。
ピルは経口避妊薬とも呼ばれているので、「ピル=避妊」と思いつく人が多いかと思いますが、ピルは避妊だけではなく、子宮内膜症進行の予防や生理痛の軽減など女性の体の不調を整える薬としても利用されています。

ピルとは女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が入った錠剤で、毎日一回服用することで体のホルモンバランスを妊娠しているのと同じような状態にして排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑えるものです。

メリット

  • 避妊効果
  • 生理痛の軽減
  • 子宮内膜症の改善と予防
  • ニキビなどの肌荒れの改善
  • PMS(月経前症候群)の緩和
  • 月経周期に調節
  • 月経周期の正常化など

副作用

ピルには良い面もあるかと思いますが、逆に副作用も出ることがあります。

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 乳房の張り
  • 不正出血
  • 血栓症

閃輝暗点(せんきあんてん)

一般的には上記のような副作用が出るようですが、私の場合は「閃輝暗点」というものが出ました。

初めてこの症状が出た時はびっくりしました。
車の運転をしていた時、信号や看板の文字が何かおかしくて、見えているようできちんと見えていないのです。幸いすぐ家に着いたのですが、何かにょりょにょりょしたようなギザギザしたようなものが見えていて、そのギザギザしたところがネオンのようにチカチカと色々な色に光っているのです。目を開けても閉じてもそれが見えていて、左目でも右目でも見えていました。

それは20分ほど続いて、そのにょりょにょりょギザギザしたものは大きく広がって消えていきました。その後、なんとなく体がだるいような不快な感じがありました。

視野が欠損していたので眼科に行ってみました。というのも私は眼科で眼底検査を受けるたびに網膜が薄いと言われており、とうとう目までおかしくなってしまったのではないかと思ったからです。眼科に行って症状を伝えたところ、それは眼の問題ではなく脳の問題だから脳外科に行ってくださいと言われました。

別の日に今度は脳外科で診てもらいました。すると脳に異常はないけれど、その症状はまた起こるし、それで起きた頭痛は薬を飲んでも効かないと言われました。

結局原因がわからず、またネットで色々調べてみると、この症状は「閃輝暗点」というもので頭痛の前兆現象として出ることがわかりました。けれど、頭痛がなくても出ることもあり、原因もわかっていないようです。

ただ、網膜で受け取った視覚情報を処理するのは脳であり、視覚情報を処理する脳の部分の血流が一時的に低下して起こる一過性の機能的な病気と考えられているようです。

私の場合はそれほどの頭痛はなくて、閃輝暗点が起こった後はなんとなく頭が重いような、体がだるいような、寒いような感じがありました。

記憶は定かではありませんが、この症状が出たのは、ピルを飲み始めてピルの錠剤が3分の2くらい減った頃だったような気がします。

そのことをお医者さんに伝えたところ、それは副作用かもしれないからそのピルは止めようということになりました。別のピルを飲むことも勧められたのですが、もうピルを飲むことは怖くてやめました。

ピルをやめた後

ピルをやめても、しばらくの間閃輝暗点が頻繁に出てきていました。1年か1年半くらいは出てきていたと思います。

突然出てきて視野が欠損するので、一度出てくると20分から30分は何もできず、それが消えた後もなんとなく体調が悪くなりました。

最後の閃輝暗点がいつだったかは覚えていませんが、その頃住んでいた所から現在住んでいる所に引っ越してきて、それからは閃輝暗点は起こっていないので、少なくとも5年は起こっていません。

チョコレート嚢胞と月経随伴性気胸のその後

ピルを飲まなくなって閃輝暗点はなくなりましたが、月経随伴性気胸は相変わらず毎月のように起こっていました。肺の痛みはひどい時もあれば軽い時もあったりと痛みはその時によって違っていました。

ある時、ひどい痛みが起こり、その時はすぐに家の近くの病院に行きました。すると、やはり肺が潰れており、お医者さんに「結構潰れてるけど大丈夫?」と言われ、私はようやくこれで月経随伴性気胸だということが証明できたと思い、それで満足して、「いつものことなので大丈夫です」と言って帰ってきました。三度目の正直でした。

月経随伴性気胸は毎月のように起こっていたのですが、あるエネルギー療法をしてから、時々軽い痛みが起こる程度となり、激痛になることはなくなりました。最近は痛みはあまりないのですが、ぶくぶくしていることはあるので、軽い気胸にはなっているのだと思いますが、以前ほどひどい症状は起きなくなりました。

肺の中がどうなっているのか想像すると怖い気もするのですが、肺を切除しなくてもちゃんと呼吸はできているし、今は痛みもほとんど起きないし、手術しなくてよかったと思っています。

ただ、卵巣の方は、これまでずっと生理痛もなかったのですが、最近になって生理痛や下腹部の膨張感が起こるようになりました。もしかしたら再発しているのかもしれません・・・。

私は病気や症状というのはなんらかの体からのメッセージであり、後天的な病気のほとんどは自分の生活習慣・食生活・考え方・生き方などが原因だと思っています。だから、病気や症状が起きた時はまずは自分を見つめ直すことが大切だと考えています。

振り返れば、病気した時はもう二度とこんな目に遭いたくないと思い、食生活にも気をつけていたのですが、最近は甘い物や油っこいものも平気で食べており、しかも体はいつも満腹状態でした。

「喉元過ぎれば熱さ忘れる」

まさに最近の私のことでした。
最近の食生活を見直し、今後は心を入れ替えて体に良いことをしていこうと思い、今回このようなブログも書いてみました。

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