子宮内膜症(チョコレート嚢胞)と診断されるまで〜病院編〜

子宮内膜症について
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momo
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このブログは子宮内膜症(チョコレート嚢胞)と診断されるまで〜不吉な木曜日編〜の続きです。

まだ読んでいない方はそちらを先に読んでみてください。

大学病院

職場の人の勧めもあって、家から遠かったのですが大学病院に行くことにしました。
直立するとお腹が痛み、前屈みにしかできず、少しの振動でもお腹が痛むので一人では行けないと思い友人に付き添ってもらいました。

病院がある駅まで電車で行き、駅からはタクシーに乗りました。車が揺れるたびお腹に響いて痛みが出ます。やっとの思いで病院に辿り着きました。

何が原因かわからなかったのですが、お腹が痛いので内科を受診しました。かなり待たされた後、ようやく呼ばれ診察を受けました。問診をした後、触診をしました。


私は痛い痛いと大袈裟にしたくないので、痛みをあまり顔に出さないようにしていたからなのかもしれませんが、医者は私のお腹を強く押して首をかしげて「本当に痛いの?」みたいなことを言ってきました。とても態度の悪い医者でした。


その後、採血をしてどちらか忘れましたがCTかレントゲンかを取りました。しばらく待たされた後、再度その医者のところに行きました。


すると、医者は先程とはまるで態度が違っていました。
採血の結果、昨日には全然出ていなかった炎症反応が、普通は0.30mg/dL未満が基準値のところ、私は12mg/dL以上も出ていたのです。この数値を見た医者は手の平を返したように態度を変え、「痛かったでしょう?」と言ってきました。内心私は「ずっと痛いって言ってましたよね?」と言いたかったのですが、一応大人の対応をして「はい」とだけ答えました。



その後、婦人科系の問題かもしれないと言われ婦人科に行きました。検査入院が必要だからすぐに入院して欲しいと言われたのですが、家から遠い病院だし、何の準備もしていないし、先程の医者の態度を見る限りこの病院は嫌だなと思い、近くの病院で再度受診し直すことにしました。



この時、ここで検査入院していれば、すぐに卵巣チョコレート嚢胞と診断されていたのだと思うのですが、私は病院を変えてしまったので、余計に診断までに時間がかかりました。

市立病院

次の日、家の近くの市立病院に行きました。私は今までに何度も病院に行ってますが、この日以上に待たされたことはありませんでした。朝8時に行き、帰ることができたのは18時過ぎでした(苦笑)
こんなに待たされた原因は、ここの内科のお医者さんが大学病院の医者とは違ってものすごく良い先生で、患者さんのお話を丁寧に聞いている優しいお医者さんだったからでした。まあ、そんなことは関係ないので話を元に戻します・・・。


市立病院では内科と婦人科を受診しました。採血したり、CTをとったり色々した後、内科は混んでいるので先に婦人科に行き検査結果を聞きました。すると医者が何を言っていたか覚えていないのですが、要するに「今のところ問題ない」という診断でした。


その後内科で呼ばれ、内科の先生はとても優しくちゃんと話を聞いてくれて、検査結果をみながら、
「うーん、婦人科系だと思うんだけどな・・・。」と言いながらも、一応大腸検査と胃カメラをやりましょうということで、後日大腸検査と胃カメラをやりました。

その話をするとまた長くなるので割愛し、結局は大腸も胃も問題がないという結果でした。私は大学病院や内科の先生の言葉から、やはり問題は婦人科系にあると思いました。市立病院の婦人科のお医者さんはあまり評判が良くなかったので、婦人科で評判の良い病院を探して、そこに行くことにしました。

三度目の正直

三つ目の病院も家から遠い病院だったのですが、知り合いがそこを勧めてくれたので、そこに行くことにしました。そして、検査をしてようやくそこで「子宮内膜症の卵巣チョコレート嚢胞」と診断を受けました。

私の場合、嚢胞がかなり大きくなっているので手術をしなければならないと言われました。でも、その前に生理を止める注射を3ヶ月行い嚢胞を小さくしてからとのことでした。ちなみにこの注射、一回1万円もしたのです。この注射についてはまた別のブログでお伝えします。

おとなしく大学病院で検査を受けていれば、こんなに時間はかからなかったのだと思いますが、やはり信頼できない病院では診てもらいたくないので、こんなに遠回りすることになってしまいました。

ただ、病院を変えたから診断に時間がかかったというだけではなく、やはり私の子宮内膜症の症状が婦人科系の症状ではなく、むしろ消化器系の症状だったため、ウイルス感染と思われたり、私自身も食中毒と勘違いして時間がかかったと思います。


また、私に月経痛や婦人科系の異常があったのなら、上記の症状と合わせて考えることもできたのかもしれませんが、それがなかったので余計に婦人科系とは思い付かなかったというのもあります。


月経随伴性気胸(胸郭子宮内膜症)については、その当時は右胸の痛みがなんなのかもわからず、生理のたびに痛んでいたことも気づかず、ましてそれが子宮内膜症によるものとはみじんも思っていなかったため、右胸の痛みと子宮内膜症とが結びつくまでにまた更に時間がかかりました。月経随伴性気胸についてもまた別にブログで載せていきたいと思います。

振り返って思うこと

子宮内膜症は婦人科系の病気ですが症状は婦人科系とは限らないので、逆を言えば、何か症状があった時、体が女性であるならば、婦人科系の疾患をまず疑っても良いのではないかと思いました。それで婦人科系に問題がなければ、他の疾患を疑うと良いと思います。

次回はホルモン治療と手術についてお伝えします。

ホルモン注射とホットフラッシュと月経随伴性気胸

こちらも是非、読んでみてください!!

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